日焼け止め< 手作り日焼け止め の作り方 >市販の日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤は主に化学成分から作られていて、アレルギーを起こす場合があります。肌の弱い方やアレルギー体質の方、小さな子供に使うのはちょっと心配。 そんな時、プロのアロマニストに教えてもらったレシピです。 ちなみに、紫外線吸収剤は、仕組みとしては、紫外線エネルギーを吸収し、別のエネルギーとして放出。一方、紫外線散乱剤は太陽光を反射、拡散。紫外線散乱剤は主に金属系粉末(無機粉末)ノンケミカル処方と呼ばれているそう。 ~ 安全素材で簡単日焼け止め ~ 【使用材料】 ・ホホバオイル 8ml ☆グレードに注意!オイルは何でもよいが、ホホバは酸化しにくのでお勧め ・シアバター 2g ・微粒子酸化チタン 2g ・植物性乳化ワックス 3g ・精製水 30ml ・お好きなエッセンシャルオイル 3~4滴 ☆シアバター、微粒子酸化チタン、植物性乳化ワックスは手作り化粧品コーナー(そういや「生活の木」でも売ってるのみました)やネットショップで購入できます。精製水は薬局で。参考までに値段はこんな感じ(2006年時点) ・シアバター(クリーム) 100ml \2,835.- ・微粒子酸化チタン 20g \735.- ・植物性乳化ワックス 40g \682.- ・精製水 500ml \100.- ちなみに、私は友達と一緒に買ってわけわけしました。必要量少ないですから。 【作り方】 1.ホホバオイル、シアバター、乳化ワックスを耐熱容器に入れ湯煎にかける(レンジで暖めてもよい) 役80℃ 2.別の容器に精製水とチタンを入れ、湯煎するかレンジで暖める(60℃から70℃) 3.乳化ワックスが完全に溶けたらエッセンシャルオイルを加え、もう一度混ぜ、容器へ入れて出来上がり! ★出来上がった日焼け止めクリームは防腐剤を入れていないため、冷蔵庫に保管し一ヶ月を目安に使い切る。色が変わったりカビが生えてきたら新しいものに作り変えましょう。 <おまけ> 正体が分からないもんは、たとえ手作りで体によさそうでもコワくて使えないですもんね。ネットでどんなものか調べてみました(手作り化粧品素材を売るネットショップの説明から抜粋)。 ・植物性乳化ワックス → 菜種油由来のアラキデス-20とパーム油由来のステアリルアルコールという植物由来の成分からなる素材。手作りでも安定した乳化状態が保てる。 ・シアバター → アフリカに生育するアカテツ科のシア(Butyrospermum parkii)の実から圧搾したバター状の油脂。植物油で、アフリカの強い日差しから肌を守るスキンクリームとして使用されている。オレイン酸を多く含んでおり、保湿効果に優れているので肌の乾燥を防ぐ効果に期待が持てる。また、肌を柔らかくする効果にも期待が持てる。 ・微粒子酸化チタン → 鉱石(チタニウム鉱石)から出来た天然素材。肌表面で紫外線を反射して防ぐ素材。素材自体が紫外線を吸収して成分が壊れやすい紫外線吸収剤に比べて肌に負担をかけない。微粒子酸化チタンは粉末なので皮膚の隙間に入り込んでいかないので肌に負担をかけない。これ配合5%でSPF15前後のUV化粧品が作れる。 UVファンデーションやUV乳液・クリームに使用される紫外線散乱剤。加えるだけでノンケミカルのUV化粧品が作れる。きめ細かいパウダーは、なんと一般的な酸化チタンの約1/10。ミクロ単位に粒子が細かいので、肌にのせても白浮きしにくいのが特徴。 |